2013年11月11日

フィラリア予防薬は来月までですよ〜!!





皆さん、こんにちはわーい(嬉しい顔)るんるん
看護師の松井です手(チョキ)



すっかり寒くなってきましたね雪

でも、まだまだ蚊は飛んでいますので(今日は院内で蚊に刺されました〜ふらふら
予防はしっかりしていきましょうグッド(上向き矢印)



フィラリア(犬糸状虫)は、そうめん状の虫で、
フィラリアをもった蚊に刺されることにより、心臓に寄生しますexclamation
成虫になると、10〜30pの長さになります。



フィラリアが寄生する動物は、

・イヌ科…、オオカミ、キツネ、タヌキ、ジャッカル
・ネコ科…、クロヒョウ
・イタチ科…フェレット、ミンク
・クマ科…ツキノワグマ
・ジャコウネコ科…ハクビシン、マレージャコネコ
・パンダ科…レッサーパンダ
・アシカ科…アシカ、オットセイ、トド
・アザラシ科…ワモンアザラシ
・その他…ニホンシカ、馬、ウサギ、ビーバー、アカゲザル、オラウータン、など


意外と宿主がいるのに驚きですねexclamation×2ふらふら
その中でも、主にワンちゃんの心臓に寄生するのがフィラリアにとっては居心地が良いのですあせあせ(飛び散る汗)



猫やフェレットは、寄生されると症状が現れることは少ないけれど、
心臓が小さいので1〜2匹の寄生で致命的になることもありますバッド(下向き矢印)

ちなみに人に寄生することはすごく稀で、症状が現れることはほとんどありませんわーい(嬉しい顔)



室内飼いのワンちゃんでも、お散歩中や、家に帰った時に人が蚊を連れてきてしまう場合や、動物病院に行く途中OR待合室にも蚊が入ってきますので要注意ですよ〜exclamation×2犬



フィラリアの予防薬とは、月に1回投与するタイプが主流でするんるん
内服…錠剤、おやつタイプ
スポットオン…首ねっこ(肩甲骨の間)に液体のお薬をたらすタイプなどがあります。
我が家のウサギは、スポットオンタイプのレボリューションというお薬をつけていますexclamation×2



予防薬はじ・つ・は、
蚊に刺されて、フィラリアが体内に侵入するのを防ぐお薬ではなく、感染して犬の体内を移動するフィラリアの子虫を心臓に到達する前に殺してしまうお薬なのですひらめき



予防薬の投与期間は、
蚊が出現し始める時期〜その1ヶ月後から、蚊のいなくなった1〜2ヶ月後まで毎月投与しないと完全に予防することはできませんもうやだ〜(悲しい顔)


ここら辺だと、蚊は早くて5月上旬から、11月中旬ごろまで出現していると思われますどんっ(衝撃)
ぴかぴか(新しい)当院では、5月中旬〜12月中旬までの8ヶ月間予防することをオススメしております



妊娠犬、繁殖雄犬、子犬は生後8週〜9週ごろ(離乳後)から投与開始できまするんるん
(老犬や子犬、噛まずに飲み込む子は、内服薬の場合、のどに詰まらないような大きさに切ってから与えて下さいねグッド(上向き矢印)
もしお薬を飲んですぐに吐いてしまった場合は、もう1つのませても大丈夫ですわーい(嬉しい顔)



投与にあたっての注意は、
ほとんどの予防薬は、血液中にミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)がいないのを確認してから使用開始することをオススメしますexclamation×2
つまり、毎年4〜5月ごろ予防薬を飲ませる前に、採血をして血液検査を行うということですひらめき



なぜかというと、
これらの予防薬は、体内組織中の子虫だけでなく、血液中のミクロフィラリアも殺してしまうので、
多量にミクロフィラリアが血中にいると、一度に大量のミクロフィラリアの死骸が細い血管につまってしまうためですあせあせ(飛び散る汗)



→投与後1時間以内に、陰うつ、無反応、よだれ、嘔吐、下痢、貧血、血圧低下、呼吸困難、チアノーゼ(舌が紫色になり、酸欠状態)などの症状が現われますもうやだ〜(悲しい顔)
3〜5時間で回復するOR死亡してしまいますexclamation





フィラリア症の症状は、慢性と急性がありますひらめき

犬の右心(右心房・右心室・肺動脈)に、成虫が寄生し、オスとメスがいれば心臓内でミクロフィラリアを産みますexclamation
毎年、感染してフィラリアの寄生数が増えていくことで、徐々に数年かかって症状が出てくる場合が「慢性フィラリア症」→ほとんどがこっち

進行や症状の程度は、虫の数と犬の大きさ(心臓の大きさ)によって左右されますexclamation

慢性の場合は、徐々に弱っていき、咳、元気がない、体重減少、呼吸困難など

腹水、胸水、四肢のむくみ

肝障害、腎不全などになります。



急性フィラリア症(大静脈症候群)は、
時に慢性経過の途中で、心臓の弁に虫体がからまってしまい、弁が動かなくなる

突然、濃いワイン色の血尿、循環不全による呼吸困難、虚脱を起こし、重篤な症状におちいります。




フィラリアは全国(北海道〜沖縄県)で去年は、少なくとも57000頭は感染したのではないかといわれておりますexclamation
港南区でも感染犬の報告はあります。
昔に比べると、感染率は減ってきてはいると思いますが、どの県にも毎年感染しているワンちゃんが出ているのはとても残念ですバッド(下向き矢印)



成虫が心臓に寄生してからの治療は、困難なことも多いのでフィラリアは予防が1番だと思います手(グー)ぴかぴか(新しい)


長くなりましたが、今年最後のフィラリア予防薬は12月中旬に飲ませましょうわーい(嬉しい顔)exclamation×2









posted by おかの動物病院 at 18:25| Comment(0) | 予防関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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