2013年07月17日

当院のこだわりA 手術について

手術を行う時は、清潔な状態を維持することが重要です。

汚れている状態で手術を行えば、術部に微生物が混入し、術後感染のリスクが上昇します。がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)ふらふら

術後感染は手術の成功・失敗に大きく関係し、できる限り微生物が混入しないように努力します。

混入を防ぐ手段として、滅菌(微生物がついていない無菌状態)されたガウン、ドレープ(敷物)などを使用して手術を行います。



今回はこのガウンやドレープの話になります。


手術時に使用するガウン、ドレープ、帽子などは、繰り返し使用できる布製品 と 1回使用して捨ててしまうディスポーザブル製品に大別されます。

どちらの製品も正しく滅菌がなされていれば、手術に使用できるものです。

それぞれ利点と欠点があります。

前者は繰り返し使用するので、使い捨てと比べればゴミが減るためエコであり、何度も購入するものではないので低コストだと思います。

しかし、度重なる洗濯や滅菌によって布が劣化する可能性が否定できません。

一方、使い捨てはゴミが増えてコストがかかりますが、手術ごとに新品を使用するので清潔が確保されています。

これらのことを踏まえた上で、当院では衛生理念の観点から使い捨てのディスポーザブル(使い捨て)製品を使用しています。

エコではなく、地球にやさしくないかもしれませんが、手術を受ける動物に対しては一番良い方法と思っています。わーい(嬉しい顔)手(チョキ)手(チョキ)

これらについては、このサイトがわかりやすいと思います。
よろしければご覧ください。
http://www.livedo.jp/medical/nuno_yobou2.shtml
posted by おかの動物病院 at 19:06| Comment(0) | 当院のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

当院のこだわり@ 手術室編

皆さんこんにちは。院長の岡野です。

少しでも当院について知って頂きたいと思いまして、私が日常診療を行う上で特にこだわっている部分を「当院のこだわり」という形でご紹介したいと思います。

今回は、病院の内装工事の時に、私の強いこだわりが注入された「手術室」についてです。

 大学病院や大規模の病院では手術室が独立して存在していることが当たり前です。当院の手術室も独立しています。また、処置室との間がガラス越しになっていますので、内外の状況がすぐにつかめます。

しかし、多くの小規模の動物病院では、

@手術室とレントゲン室が一緒(手術室にレントゲン撮影装置があり、レントゲン写真を撮影する。もはや手術室ではなくレントゲン室で手術を行っている)

A診察室や処置室で手術を行う(日常の診察を行う部屋や採血、点滴などを行う部屋)

B手術室に備品をおいて倉庫になっている。
 
ことなどが一般的かもしれません。


手術室を独立して確保できない理由として、小規模の動物病院は病院自体が狭い傾向にあるので、手術室を独立して確保するスペースがないのが現状です。

私が修行した動物病院では、外科疾患が多く、毎日のように夜遅くまで手術を行っていました。
その際に手術室の管理は最重要項目として教えられ、毎日毎日、ぴかぴかになるまで床、壁、医療機器を掃除し、いつ患者様に見られてもはずかしくない、むしろ綺麗と思ってもらえるように管理していました。

これまで、大学病院や他の動物病院の手術室を見学させてもらったことがありますが、私が修行した動物病院を超える清潔度を保った病院はありませんでした。
むしろ汚い病院が多かったと思います、飼い主様の眼が届かないためかもしれません。

このような経験から、私としては、レントゲン撮影や処置などの手術以外の行為を手術室内で行うことに強い抵抗感がありますし、手術室は病院内で一番清潔な場所と思っています。当院では手術室をいつ見られても問題ありません、むしろ見せたいくらいです。


DSCF0882.JPG

  独立した手術室で、整理整頓・清潔を心掛けています。



また、当院で行う手術は、飼い主様が希望された場合に見学することができ、多くの飼い主様が手術の見学を希望されます。家族総出で見学に来られることも多いです。

DSCF0883.JPG
 
  ガラス越しに手術の見学ができます。

かかりつけの動物病院で手術をする時に、手術室の見学を希望されてはいかがでしょうか?

愛犬・愛猫に対してどの様に手術が進められているか、飼い主様には知る権利と義務があると思います。

動物達はしゃべりませんので、院内で何が行われているのかは病院スタッフと動物達にしかわかりません。

飼い主様が院内の状況を理解し改善点を指摘することが、動物病院と獣医療の発展につながると思います。

当院に対しても、飼い主様の厳しい評価を頂きたいと思っています。飼い主様のご指摘が、私を含めたスタッフの成長を促し、病院の発展に繋がると信じています。当院の対応で不安や不備がありましたら、いつでもご指摘ください。

当院のコンセプトは「外から何をやっているかわからない閉ざされた医療ではなく、解放された透明感のある動物病院」です。
他の病院での対応に不安を思われた飼い主様は是非ご相談下さい。
posted by おかの動物病院 at 10:39| Comment(0) | 当院のこだわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする